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ファッションにおける、私にとってのエシカル消費

Jan.05.2021

情報 (HOT TOPIC)

お洋服やファッションが昔から大好き。そのうえ「もの」に執着するタイプの私は、そんな簡単に自分が買ったものを捨てる事ができません。いつか着るだろうと思い、断捨離はどちらかというと苦手です。空気を入れ替える為にも定期的に断捨離をする方もいると思いますが、だったら初めから買わなければよいのではないだろうかと心の中で思っていました。「もの」が捨てれない私は執着しているのではなく愛着を持っている。そう思ってからは、捨てれない自分の選択も認めれるようになり、捨てたくないほど愛情を注げるものを選択してきた事を誇りに思えるようになりました。実際、3年間一度も袖を通していなかった洋服や靴にまた身に纏う事は多々あるのです。

 

日本でも「エコ・サステイナビリティ・エシカル消費」などというワードを耳にする事が多くなり、色んな取り組みをしている個、店舗、ブランド、そして企業が多くなってきました。こうしてサステイナビリティを考えて生産されているものやサービスが増え、選択肢が増える事によって、エコやサステイナビリティをより身近に、そして当たり前な事として考える人が増えるという事はとても良い事だと感じる一方で、「エコなものだから大丈夫」と以前と同じような消費する事に、エシカル消費を意識している私としては少し違和感も感じています。そして改めて、自分がどんなエシカル消費を意識しているのかを考えてみました。

 

買い物で満たされるものは何?

選ぶものに対して強く意識をし始め、数年後もそれを使用していたいと思うかをベースに決断してきたこの数年ですが、それでもやはりトレンドに目移りする事もあり、1年悩んだ結果、2020年春ごろ購入したCecilie Bahnsen(セシリー・バンセン)ワンピースがあります。何年も前にSNSで知って以来、ずっと憧れていていつか私も着てみたいと思っていたブランド。しかし、予想もしなかったこのような状況下でお出かけする機会が少なくなり、あれからほとんどを私のクローゼットの中で過ごしている彼女(ワンピース)。なにより、こんなに長い時間を購入するか否か悩む事に費やし、やっと手に入れたワンピースだったのに全く満たされていない自分の感情に気づいた時、そしてそれどころかもう次に目移りしている自分に驚きを隠せませんでした。

 

私にとって「買い物」とは私の何かを満たしてくれるものではなく、さらなる欲が湧いてくるだけなんだと35年かけてやっと気づけた興味深い瞬間でした。

 

幸せを感じた瞬間もあった

そのワンピースを着ておでかけした時に改めてかんじた事もありました。こんな状況下だったとしても、やっぱりたまにはおしゃれしてお出かけしたいし、非現実的な時間を過ごすと気分は変わるし、いつもとは違う、着た事がないお洋服を楽しみたい。そのワンピースに初めて袖を通したのは大切な方のお誕生日のお祝い。踏み出す全ての一歩にとても心躍り幸せだった事は、自信を持って言えます。ただ、結果、ほとんどの時間をクローゼットで過ごしている彼女。今回は自分の選択に責任を持ち時間をかけて彼女に愛情を注いでいこうと決意しましたが、少ない機会の為に洋服を購入するより、もっと素敵な洋服をレンタルする方がエシカルな消費ですし、可愛いワンピースがクローゼットの中で眠ってしまう事を防ぐ方ができるレンタルサービスは、改めてスマートだなと痛感しました。

 

祖母から受け継いだトレンチコート

数年前に祖母からベージュのトレンチコートを受け継いぎました。その当時、何度が袖を通した事があったもののなぜか少し着られている感じも否めなった事を今となっては思い出します。そして、そんな素敵な存在をすっかり忘れていた私ですが、「トレンチコートが欲しいな」と思い、大好きなネットサーフィンをしていた時にふとその存在を思い出しました。帰省のタイミングで実家のクローゼットに預けていたコートを引き取り羽織ってみると、今の私にとてもしっくりくるデザイン、丈、サイズ感。なぜこんなにも素敵な存在をこの数年間忘れていたのだろうと悔やみました。

 

そのコートを着用していると「トレンチコート珍しいね」「そのトレンチ素敵だね」とコメントをいただき、その度に祖母から譲り受けた事を私は嬉しそうに語るのです。そして、ふと自分自身に疑問が生まれました。もし自分が子供を授かる事になったり、孫ができたりした時、私がこれまで選択してきた「もの」たちを受け継ぐことができるのだろうか。そんなアイテムを自分は選択してきているのだろうか。全てをというわけにはいきませんが、これからの私はそんなアイテムを選択していけたらなと思い、受け継いでもらえるように大切に扱おうと誓いました。

 

お手入れする

とにかくシューズが大好きな私の自宅には、過去16年の間に集めたシューズがたくさんあります。汚れたりして履くのに抵抗があったシューズや裏を貼り替えないといけないシューズ、最近購入したシューズがシュークローゼットに並んでいます。ここ2年くらいはそれらを少しずつ近所のお修理屋さんに持って行き(お陰であっ、こんにちは!の仲になりました)、職人さんと相談しながらお修理やクリーニングをしてもらい生き返らせてもらうという事をし始めました。

 

先日、私の友人は20年前に彼女の母親から受け継いだブーツをお手入れに出したそう。それもプロの靴磨き職人の元へ。「大切にお召になっていらっしゃったんですね」そんな風に言われ、とても嬉しくなり、何でもないブランドのそのブーツに今まで愛を注いてこなかった事は内緒だけど、急に愛着が湧いてきたそう。

「ものを長く愛用するが一番のおしゃれ」

パリジャンは誰ともかぶらないものを求めてビンテージストアで買い物をし、良いものには投資し長く愛用すると言いますが、そんな文化をもっと拡めていきたいねと会話しました。

 

靴は消耗品だという人もいます。15年前に購入したサンダルを今でも履いてしまう私は、メンテナンスをしていきながら消耗しないようにもっと長く履いてみせると思ったのです。

 

私が考えるファッションのおけるエシカル消費

BUY LESS , CHOOSE WELL, MAKE IT LAST

自分に一番しっくりくるのはこのフレーズ。基本的には必要なモノを必要な数だけで良い。過去購入してきたものを捨てれずに残している私が言える事ではないのかもしれません。まだまだエシカル消費ビギナーですし、もっと徹底している方々がいる事は承知の上で、あえて今私のレベルで意識している事、気づいた事をここに綴りました。そんな事してたら、日本の、世界の経済が回らないという意見や、私レベルの一個人の行動で環境汚染を食い止める為の何かが大きく変わるわけではないという事も分かった上で、それでも自分の生活の中ではエシカルな消費を無理なく可能な限り取り入れたいですし、もっと影響のある行動を増やしていきたいと思っています。

 

2020年は多くの方が自分の生活を見直す事になった1年だったと思います。みなさんは何か意識が変わった事などありますか?そんなお話もいつか聞きたいなと思ってます。

 

BUY LES, CHOOSE WELL, MAKE IT LAST

Written By Mayuri

Rent the runway and feel self-confidence.

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